夜勤時、同時に何人もの利用者さんを介助しなければなりません

介護職として勤めていて一番大変なのは認知症の患者さんの介助です。これは慣れないと真っ先に心身ともに追い詰められます。まともに利用者さんとコミュニケーションを成立させようと思ってはいけません。特に大変なのは夜勤です。徘徊し始める→連れ戻して寝付かせるというのを一人の利用者さんに10分おきに繰り返しながら、その合間に別の利用者さんが夜中目覚めて独語をブツブツと言い始めたので、なだめて寝付かせて、そうしているうちに日頃から帰宅願望が強かったまた別の利用者さんが施設から脱走しようとしているのを抑えて、デイルームで落ち着かせた後寝付かせて、また最初の利用者さんが徘徊を始めて・・・というような具合です。仮眠時間と休憩時間は一応設けられていますが、当然利用者さんが徘徊を始めたり不穏になったら私たち介護職員が飛んでいかなければならず、まともに仮眠や休憩は取れません。これでは体も精神も持つわけがありません。私はあまりの激務からこの事業所は1年を前にして退職してしまいましたが、後悔はしていません。介護職でうまくやっていけるかどうかは、勤める事業所のアタリハズレも大きいと思います。職員みんなが協力的で、施設長も配慮深い人であったら、大変であることに変わりはなくとも何とかやっていける、ということは良くあることだと思いますが、その逆であれば言わずもがなです。